昨夜、「坊主の飲み会」に、近所の団地で一人暮らしの高齢女性をお誘いしました。
「こんなバァさんが行ってお邪魔じゃないの?」と、遠慮ぎみでした。
「どうせ1人ご飯やろ。一緒に行こうよ」と、強引に連れてきました。
「素っぴんやから、絶対に顔を写したらアカンよ」というので、腕しか写ってませんが、冷酒を3つも並べてご機嫌です。
大学の先生なんかが、難しい言葉を使って「スピリチュアルケア」をお坊さんに講義しています。
マジメなお坊さんは真に受けて、病院なんかに出掛けて行って「あなたの苦しみを聴いて差し上げよう」と頑張っているのでしょう。
ビハーラ21は、そんな「高等」なことはできません。
ただ、年齢、障害の有無、国籍などで分け隔てすることなく、「みんな仲間」として接するだけです。
相手を「患者」「利用者」として、関係に垣根を作らないで「一緒に遊ぶ」。
ビハーラ21が必要としているのは、そんなお坊さんですね。
新人僧侶に伝えていきます。
(投稿者:三浦紀夫)