ビハーラ21について

ビハーラ21は、佛教福祉のNPO(非営利組織)グループです。
>>法人概要  >>沿革

医療福祉現場にて、グリーフ(喪失による悲嘆)を抱える患者さん、利用者さん、家族さん、職員さんへのケア(受容・共感を伴う支援)実践を通じ、研究、教育、ネットワーク作りを行っております。

■ビハーラとは
ビハーラとは、サンスクリット語(古いインドの言葉)で僧院、安住・休養の場を意味する言葉です。ホスピスという概念が広まりつつあった1980年代に、佛教の独自性を出すためにビハーラが提唱されました。当初は、終末期医療に限定した仏教者の活動という意味合いが強かったようですが、現在は、佛教を基軸とした社会福祉活動全般を指す言葉として広がっております。ビハーラを掲げる団体が全国各地にあります。「佛教を基軸にした」という共通点はあると思いますが、それぞれ独立した団体として活動しています。

■ビハーラ21のテーマ「医療×介護×仏教が協働する福祉事業の促進」
医療には医療の、介護には介護の、仏教には仏教のそれぞれ独特の価値観、世界観があります。多くの人々が、「老・病・死」に直面しても医療・介護・仏教から受けるサポートは「縦割り」であります。今後、我が国ではますます加速するであろう超高齢多死社会にあたり、「縦割り」の垣根を少しでも低くし、それぞれが協働していく必要を強く感じます。