6月度運営推進協議会のご報告

今回は6月24日土曜日に開催されました運営推進協議会の月例会議についてご報告させていただきます。
出席者は、町会長様、地域包括支援センターの方、ブランチ(総合相談窓口)相談員の方、施設のご利用者様2名、研修に来られていたグリーフケア研究所研究生の方、ビハーラ21役員・職員4名の計10名です。

[会議内容]
①「地域健康セミナー」(5月13日開催)の所感
②「夏休み子供ボランティア」の相談
・東京都杉並区の中学校での空き教室を利用したデイサービスの視察報告(三浦)等
③「運営推進協議会」開催日固定化の相談
④その他
・地域との関わり・活動行事について等

[活動内容等の評価]
①『とても勉強になりましたので、また行われるといいですね』、『良い悪いもご利用者様の思いや感情をありのままオープンにし、開かれたより良い施設運営を行っていきたい』、『地域共生の観点からも、施設の空間に居るだけでも等ボランティアのハードルを下げて、開かれた施設として地域のみなさまを受け入れたい』等の所感にご理解をいただきました。
②・東京都杉並区の中学校での視察について、教育の一環としてデイサービスをご利用のご高齢者様と生徒さんの交流が行われていること等を三浦がご報告。昭和レトロの文化や生活用品等を使った「思い出カルタ」などのグッズを活用し、触れ合いを通じて生徒さんがご高齢者の方から自然と学ぶ機会が設けられていることに大きなご関心や共感を持っていただきました。
・上記を受けて、従来は施設スタッフのお子様にご参加いただいていた夏休み少年少女ボランティアを地域の小・中学生対象にして、地域のお子様たちとご利用者様の触れ合いを図り、お子様たちの福祉への理解促進・社会奉仕の精神育成等の情操教育や世代を超えた交流など、より深い地域共生を目指すことについてご理解をいただきました。
③運営推進協議会の開催日固定化につきまして、“毎月第4土曜日、午前10~11時開催の”ご了承をいただきました。
④ その他
・地域共生の観点からも、地域との関わりを深くするため、施設でのイベントやボランティアの受け入れなど活動行事へのご参加や告知についてご賛同いただきました。


【厚生労働省が掲げる地域共生社会の実現】
厚生労働省による地域共生社会とは“高齢者・障害者・子どもなど全ての人々が、1人ひとりの暮らしと生きがいを、ともに創り、高め合う社会”と定義されています。
現在、政府と厚生労働省は高齢者を地域で支えるための「地域包括ケアシステム」(医療、介護、予防、生活支援サービスを切れ目なく提供し、高齢者の地域生活を支援)の構築を推進していいますが、地域包括ケアの深化、そして、さらに進化させた、困難を持つあらゆる人を地域で支えるための仕組みとして地域共生社会の実現を目指しています。
参考資料ページ:第1回 「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部 資料 


みなさまご承知のとおり、現代の日本社会は核家族化が進み、さらにはご高齢者の方のみならず、一人暮らしで地域との関わり合いが薄い方が多くなっています。
社会や人との関わりあいが希薄になると最悪のケースでは、孤独死やホームレスなどの悲しい結末を迎えてしまうことにもなりかねません。
ケアプランに沿ったご利用者様(ご家族)の気持ちへの寄り添うことをベースとして、近隣住民の人々とのふれあいを大切に、地域の他の施設やコミュニティ・医療機関などと共に協力関係を築き連携して取り組んでいくことが、より良い福祉社会には必要不可欠なのではないかと改めて感じています。


ビハーラ21では他の福祉施設運営会社様や各宗教団体様へも講義やセミナー等をさせていただいております。
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